『SMAP×SMAP 』『ごきげんよう』 など数々の長者番組を作った放送作家「鶴間政行」氏にその秘訣を直撃インタビュー

『SMAP×SMAP 』『ごきげんよう』 など数々の長者番組を作った放送作家「鶴間政行」氏にその秘訣を直撃インタビュー

鶴間氏は、40年以上メディアの第一線で仕事をされてきた構成作家です。なぜ、このような長期間活躍できているのか?その秘訣についてインタビューで伺いました。

放送作家 鶴間 政行
放送作家
鶴間 政行
昭和52年(1977年)に、欽ちゃんこと萩本欽一のもとへ放送作家として弟子入りし放送作家集団「サラダ党」の一員として欽ちゃんファミリーの放送作家となる。 「なにがでるかな、なにがでるかな」で有名なテレビ番組『ごきげんよう』サイコロトークは鶴間の発案により生まれる。テレビ放送作家を現役としながらも、新しい角度からの企画をいつも発案し、その技術を地方創生に向けたコンサルタント、講演会として「地方創生作家」の肩書きにより活動している。

● 関わった主な番組
・『 欽ちゃん& 香取 慎 吾 の 全日本 仮装 大賞』( 日本テレビ)
・『 ごきげんよう』『 笑っ て いい とも!』『 SMAP × SMAP』( フジテレビ)
・『 王様 の ブランチ』『 は なまる マーケット』( TBS テレビ)
・『 コサキン D E ワァオ!』( TBS ラジオ)

欽ちゃんから学んだ「欽ちゃんイズム」

私は、駆け出しの頃から欽ちゃん(萩本欽一)にビジネスのことを学びました。
言わば、「欽ちゃんイズム」を徹底的に叩き込まれたと言ってもいいです。

欽ちゃんの凄いところはたくさんありますが、
その一つに各職場で優れている人を見つけ
そこからひとつでも学ぶところです。


当時、コント55号は超多忙で睡眠時間はとんどなく移動のバスで寝るくらいでした。

ある時、撮影で訪れた現場で監督に「奥の部屋に布団を用意しましたので少し休んでください。」

NGが増えれば、結果として撮影時間も伸び欽ちゃんもスタッフも疲れるだけ。

多忙という状況をわかっていた監督は
「このままでNGを連発するだろう。
であれば少し休んでもらったほうがいい」
と、考えたようです。

欽ちゃんが共感したその監督こそ

あの野村芳太郎監督です。(代表作:八つ墓村etc)



本当に欽ちゃんからはたくさんのことを学びました。

仕事で行き詰まった時には、こう考えるようにしている。

『欽ちゃんだったらどう考えるか?』

もちろん、欽ちゃんからしたら

「お前はまだまだだ!」

と言うだろうけど、
できるだけ欽ちゃんの発想に近づくようにしている。

そのようにして、いろいろなアイディアを生み出してきました。

具体的にはどんな発想法なのか?

自分の輪郭を太くしていくのが人生。
それを人は「一回り大きくなる」と言います。
身体ではなく脳を一回り大きくすること。

ほとんどの人、全体の98%は同じ発想しかできない。

なので、残りの2%になれば自然と目立ってきます。

一番わかりやすいのが「逆転の発想」。

自分の立場で考えるのではなく、相手の立場で考える。

多数意見と少数意見があれば、少数意見を参考にしてみる。

これは、どんな仕事も同じ。

もう少し言えば、全ての仕事はサービス業。

構成作家は直接お客様(視聴者)と接することはない。

その代わりに出演者に企画の意図やポイントを伝えたり現場のディレクターの相談相手になっている。

餅は餅屋ではなく、仕事は平等であって内容は違っても本質は一緒。

自分の次に仕事をする人は、みんなお客様でありサービスをしてあげる。

そういう人が生き残っていくのがプロの世界。

成果を出すためには3日坊主でOK

先ほども話したように、98%の人と同じことしないで2%の人を目指すこと。

これは難しいからこそ誰にでもチャンスがある。

毎日少しでも人と違ったことをしてみよう。

・朝、起きてすぐに「おはよう!」と声をあげる!
・出勤したら誰よりも元気に挨拶!
・寝る前に15分だけ読書!

無理して続ける必要はない。
毎日でなくても気づいたときに再開すればいい。

人生は3日坊主OK。3日もできたと自分を褒めよう。

今日は久しぶりにやってみよう!で大丈夫。

これからタレント文化人を目指す人へのメッセージ

これから活動をしていけば、たくさんの方に会います。

でも98%の人はすぐに忘れ去られてしまう。

なので、自己紹介で覚えてもらう方法を考えてください。

例えば、フルネーム+おまけ。

名字だけでは覚えられないので、覚えられる内容を加えて、タグ付けしておく。

・大学でバスケ部でした
・〇〇有名な愛知県一宮市出身です

こうしてタグを付けておけば
相手の脳に引っ掛かりやすくなる。

是非意識してみてください。