様々な制約や辛い出来事で落ち込んでいる人に シングルマザー20年の経験から得た処世術を伝える
シングルマザー歴20年。
大学在学中に結婚、出産。就職氷河期に乳飲み子を抱えての就職活動は難しく、このままだと私はずっと社会に出て働けないのではという強い危機感を募らせていた。そのときに会計をやらない会社はないから経理職なら就職口も多いのではと思いつき、パートで働きながら簿記の勉強を始める。
その後25歳で離婚してシングルマザーとなって自分で生活の糧を得なければならなくなり、経理職のフルタイムで働き始める。
その後正社員として定年まで働こうと考えていた会社で上司からのセクハラに遭い、やむなく退職。日本での女性の地位の低さに心底失望したが、そこから逆に自分が海外でも働けるようになればいいのではという気づきを得て、海外志向を持つようになり米国公認会計士を目指す。
私が合格できる日は来るのかと途方に暮れた瞬間も度々あったが、そのときに自分ができることは毎朝4時半に起きて机に向かうことだった。
非正規の仕事を転々として周囲の協力を得ながら何とか合格したものの、リーマンショックもあり、やっと就職した先では上司からの恫喝に遭い心を病んで退職。次の就職までの合間にと、生活のために藁をも掴む気持ちでフリーランスの財務会計コンサルタントを始める。
それまでの苦しかった出来事は、自分の新しい可能性や気付き生むために必要なものだったと気づき、人生に起きたことを前向きに考えることで、ようやく物事がうまく回り始めた。
過去に起きた不幸とするのか新しい可能性を見つけるきっかけとするかは自分次第、様々な制約や辛い出来事があっても、今の自分に何ができるかを考える大切さを多くの人に伝えたい。
なし
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